日本を代表する栄養ドリンク「ユンケルシリーズ」。1,000円を超える高級栄養ドリンク「ユンケル黄帝ロイヤル」。多くの薬局でも取り扱ってるメジャーどころのユンケルですが、どのような栄養ドリンクなのでしょうか。
ユンケルの中でもとても名前が紛らわしく今回紹介する「ユンケル黄帝ロイヤル」のほかに、「ユンケル黄帝ロイヤル2」「ユンケルロイヤル黄帝」「ユンケル黄帝ロイヤルプレミアム」などのものもあります。
さらに「ロイヤル」ではなく「ローヤル」シリーズもあるので、注意しましょう。
目次
ユンケル黄帝ロイヤルとは?
1960年代に発売された「ユンケル黄帝液」。今までに様々なシリーズが出ていますが「ユンケル黄帝ロイヤル」は「ユンケル黄帝ゴールド 」「ユンケルD」に続いて、1984年に発売された古くからあるのユンケルなんです。
ユンケル黄帝液に比べて倍の値段をする高級栄養ドリンクなので、簡単には買えないユンケルですが、値段が高いだけある様々な生薬を配合しています。
ユンケル黄帝ロイヤルの外観
ユンケル黄帝ロイヤルは他のユンケルと同じぐゴールドですが、ユンケル黄帝液のパッケージに比べて、ザラザラとした触感で、上品にギラギラと光り輝くパッケージです。
ユンケル黄帝ロイヤルの文字に、赤の「YR」のロゴというかエンブレム。下部には生薬のイラストが入っています。
中の瓶もゴールドのパッケージに赤のYR。小細工がなく、そのまま王道のユンケルというところですね。
ユンケル黄帝ロイヤルの効果
公式の記載では
〇滋養強壮
サトウ製薬公式HP
〇肉体疲労・病中病後・食欲不振・栄養障害・発熱性消耗性疾患・産前産後などの場合の栄養補給
〇虚弱体質
と書かれています。
ここに書かれている内容は、基本的に内容はユンケル黄帝液と変わりませんね。
ユンケル黄帝ロイヤルの成分
ユンケル黄帝ロイヤルの成分を見るのに、「ユンケル黄帝液」と比較しながら見ていきましょう。
成分 | ユンケル黄帝ロイヤル | ユンケル黄帝液 |
---|---|---|
エレウテロコック流エキス | 500mg | ― |
オウセイ流エキス | 2,000mg | ― |
イカリソウ軟稠エキス | 400mg | ― |
シベットチンキ | 250mg | 250mg |
カイバンチンキ | 250mg | ― |
ハンピチンキ | 200mg | 100mg |
天然型ビタミンE | 10mg | ― |
ビタミンE酢酸エステル | ― | 10mg |
ビタミンB2リン酸エステル | 10mg | 5mg |
γ-オリザノール | 10mg | ― |
無水カフェイン | 50mg | 50mg |
ニンジン乾燥エキス | ― | 10mg |
ビタミンB6 | ― | 10mg |
ビタミンB12 | ― | 50μg |
ニコチン酸アミド | ― | 5mg |
ジオウ乾燥エキス | ― | 30mg |
ゴオウチンキ | ― | 250mg |
ローヤルゼリー | ― | 100mg |
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム | ― | 120mg |
セイヨウサンザシエキス | ― | 3mg |
ビタミンB1硝酸塩 | ― | 10mg |
パンテノール | ― | 10mg |
ユンケル黄帝液と比べて、多くの生薬が追加されているわけではないですが、「エレウテロコック流エキス」「イカリソウ軟稠エキス」「オウセイ流エキス」などの高いユンケルに入っている生薬が入っています。
特にオウセイ流エキスは、その下のグレードになる「ユンケルD」の倍の2,000mgも配合、贅沢に生薬を使っています。
ビタミンEも、「ビタミンE酢酸エステル」ではなく高級ユンケルに使われる「天然型ビタミンE」が配合されているのがいいですね。
ユンケル黄帝ロイヤルの口コミ・評判
ユンケル黄帝ロイヤルの口コミ・評判を見るとやはり多くの人が「高いユンケル」として認識しているようです。
ただ、味の評判は悪いですね。「生薬を詰め込んだ感がすごい」との酷評。たしかに、ちょっと飲みにくいですが、だからこそなのか「効いてる」と栄養剤としての効果は高評価のようです。
ユンケル黄帝ロイヤルの値段
ユンケル黄帝ロイヤルの価格は希望小売価格で1,942円と、税金を入れて2,000円台の高級栄養ドリンクになります。
しかし実際は薬局で、1,000円くらいで売られていることが多いです。僕が良くいく薬局では定期的に安売りで900円くらいで売っています。
希望小売価格は高いですが、メジャーなラインの分、薬局によって値段は結構落ちるので、よく値段をみて購入するといいと思います。
2,000円だと高いですが、1,000円ならちょっと頑張って手を出せるレベル。味はあんまりですが、効果は期待できるので、疲れた時のここぞという時に飲みたいですね。