日本を代表する栄養ドリンクといえばサトウ製薬の「ユンケル」。
今ではコンビニにもたくさん置いてありますが、種類が多すぎてわからない。薬局に置いてある商品と違うんだけど、どこが違うのでしょうか?
以前はユンケルはコンビニには置いていませんでした。「医薬品」は法律でコンビニには置くことができないからです。
コンビニに置いてあるのは「医薬部外品」なのですが、2004年の規制緩和で今まで「医薬品」に含まれていた成分が「医薬部外品」の対象になったことで、多くの栄養ドリンクがコンビニに並ぶようになりました。
コンビニに並んでいるユンケルは医薬部外品なのですが、それでも種類が結構あります。ここではコンビニエンスストアに並んでいるユンケルを紹介します。
目次
コンビニユンケルの種類比較の基本
コンビニに置いてあるユンケルは8種類。同じユンケルでも入っている成分はずいぶん違います。しかし、成分をみてもどれがいいのかよくわからないと思います。
コンビニに並んでいるユンケルを大きく分けると2種類。瓶のままのタイプと箱に入ったタイプです。まずはこの種類を分けたうえで、値段でグレードを見てみましょう。
商品名 | 希望小売価格 | |
---|---|---|
ユンケルローヤル200 | 190円 | |
ユンケルローヤルA | 300円 | |
ユンケルローヤルV2 | 600円 | |
ユンケル滋養液ゴールド | 762円 | |
ユンケルローヤルゴールド | 762円 | |
ユンケルローヤルD2 | 953円 | |
ユンケルローヤルF | 1429円 |
瓶で売っているコンビニユンケル
瓶のまま売っているユンケルはリーズナブルな安価なタイプです。まずはこの二つを見ていきましょう。
ユンケルローヤル200
「ユンケルローヤル200」は、希望小売価格190円の一番安いタイプ。100mlと容量も多く、薬というよりは比較的ジュースに近い栄養ドリンクです。
ローヤルゼリー、タウリン、ビタミンと入っているものも200円クラスの他の栄養ドリンクとあまり変わらないタイプです。
ユンケルローヤルA
ユンケルローヤル200よりも少し高いのが、「ユンケルローヤルA」。
ショウキョウ、トチュウなどの4種類の生薬とアミノ酸とビタミンを配合しています。他のコンビニに売っているユンケル、薬局に置いてあるユンケルの中でも、リン酸リボフラビンナトリウム、塩酸ピリドキシン、塩化カルニチン、L-ロイシン、L-イソロイシン、L-バリン、塩酸L-アルギニンを含んでるのはこの「ユンケルローヤルA」だけでちょっと変わったユンケルです。
箱で売っているコンビニユンケル
もう一つの種類は1本ずつ箱に入っているタイプのユンケルです
ユンケルローヤル・C2
箱に入っているコンビニユンケルの中で一番安価なのが「ユンケルローヤル・C2」。オウセイ、ローヤルゼリーなどの生薬にビタミン類が配合されており、希望小売価格は486円。
薬局で売っているユンケルローヤル・Cとほぼ一緒です。変わってるのは「ユンケルローヤル・C2」には、他のユンケルには入っていない「チオクト酸」という成分が入っています。
あとややこしいのは、この「ユンケルローヤル・C」と「ユンケルローヤル・C2」だけローヤルの後ろに「・」が付きます。なんででしょ
ユンケルローヤルV2
次に「ユンケルローヤルV2」。希望小売価格600円。
ニンジン、セイヨウサンザシ、ブクリョウ、ローヤルゼリーの4種類の生薬と各種ビタミンを配合したユンケル。
「ユンケル黄帝液と似た味です。」と公式に書かれていますが、配合されている成分は全く違います。
ユンケルローヤルゴールド
その上の値段になるのが「ユンケルローヤルゴールド」。希望小売価格762円。
薬局に売っているユンケルの基本「ユンケル黄帝液」と同じくらいの値段です。エレウテロコック、タイソウなどの5種類の生薬とビタミンを配合しています。ビタミンよりも生薬中心の配合になっていますね。
「ユンケルローヤル・C2」「ユンケルローヤルV2」と違い50mlになっています
ユンケルローヤルD2
次に「ユンケルローヤルD2」です。希望小売価格は953円。
こちらも薬局で売っている「ユンケルローヤルD」と値段も一緒で、内容もほぼ一緒です。「ユンケルローヤルD」のコンビニ版とも言えるのですが、少しだけ成分が違うんですね
ユンケルローヤルF
コンビニに売っているユンケルの中で一番高いのが、「ユンケルローヤルF」。希望小売価格1,429円。薬局で売っているユンケルと比較しても結構高い値段です。
トウキ、ニクジュヨウ、オウセイ、トチュウ、トシシ、ジョテイシなど10種類の生薬に、天然型ビタミンEなどのビタミン、タウリンなどが配合されています。
ユンケル滋養液ゴールド
コンビニに売っている箱入りのユンケルのローヤルシリーズとはひとつだけ違うのが、「ユンケル滋養液ゴールド」。滋養液というのはユンケルシリーズの中で他にはない言葉ですが、希望小売価格は762円。「ユンケルローヤルゴールド」と同じ値段で、ユンケルシリーズの基本的な価格と言えます。
8種類の生薬とビタミンを配合していますが、ケイヒ流エキス、 シャクヤクエキス
リボフラビンリン酸エステルナトリウム、ピリドキシン塩酸塩、酢酸d-α-トコフェロールなど、今までのユンケルには入っていなかった成分が配合されているなど、他のユンケルとはちょっと違ったユンケルです。
コンビニで売っているユンケルまとめ
ここまでをまとめると、
名称 | 希望小売価格 | |
---|---|---|
ユンケルローヤル200 | 190円 | リーズナブル |
ユンケルローヤルA | 300円 | 4種類の生薬 |
ユンケルローヤル・C2 | 486円 | ビタミンC |
ユンケルローヤルV2 | 600円 | 4種類の生薬 |
ユンケルローヤルゴールド | 762円 | 5種類の生薬 |
ユンケルローヤルD2 | 953円 | 8種類の生薬 |
ユンケルローヤルF | 1,429円 | 10種類の生薬 |
ユンケル滋養液ゴールド | 762円 | 滋養液 |
コンビニに売っているユンケルは瓶のまま売っているリーズナブルなタイプと、様々な箱の「ユンケルローヤルシリーズ」。それにひとつだけ「滋養液」となります。
薬局に売っている「ユンケルローヤルシリーズ」ととても似ているので、値段を参考に見てみるといいと思い