日本を代表する「栄養ドリンク」と言えばサトウ製薬から出ている「ユンケル黄帝液」です。ユンケル黄帝液はシリーズが多数出ているものの、その中の基本中の基本と言えるのがこの「ユンケル黄帝液」となります。
パッケージを見れば誰でも見たことがあるのではないでしょうか?
今回はこの「ユンケル黄帝液」について紹介していきたいと思います。
目次
ユンケル黄帝液とは?
誰もが聞いたことのあるくらい有名な「ユンケル黄帝液」、発売されたのは1967年です。芸能マスコミ業界の関係者に口コミで広がり、TVCMによって一気に火がつきブームとなったといわれています。いわゆる「栄養ドリンク」の魁と言える存在ですね。
「出勤前に薬局に立ち寄って一本」。栄養剤をその場で一気に飲み干すスタイルはその当時のバブルの風潮にも合って生活スタイルの一つとなりました。
タモリさん(森田一義)やイチローさんといった有名人を起用した長いスパンのCMによって認知度は抜群で日本で一番有名な栄養ドリンクと言えます。
中身は生薬に各種ビタミン剤を配合したドリンクタイプ。疲れた時や風邪の時などに飲まれています。
ユンケルと言っても、実際に薬局に買いに行くと、様々な種類がありびっくりされる人も多いです。
ユンケル〇〇、ユンケル黄帝〇〇、ユンケル黄帝液〇〇など、名前も似たようなものばかりでわかりにくく、その中の基本となるのが「ユンケル黄帝液」となります。
今回はその「ユンケル黄帝液」を紹介します。
ユンケル黄帝液の外観
ユンケル黄帝液の外観はこの金色の箱。いかにも!って感じでもありますが、もう見慣れてしまって違和感がありません。
ただやはり、このゴールドのパッケージはそれだけで、強くなれるようなイメージがあり気分が高揚します。
よく見ると生々しいイラストが描いてあり、若干ひいてしまうかもしれませんが、それだけ効く成分がはいっているということです。
箱は切れ目が入っており、そのまますぐに手で開けられるような仕様になっています。中身を取り出すと、栄養ドリンクの中では小ぶりな30mlサイズの茶色い小瓶が入っています。こちらもラベル、蓋ともにゴールドです。
今では数多くの栄養ドリンクが出ていますが、昔毎日飲んでいたのもあった、変わらぬ存在感のこの「ユンケル黄帝液」のパッケージは最高に愛着があります。
ユンケル黄帝液の効能・効果
正式な記載では
〇滋養強壮
サトウ製薬公式HP
〇肉体疲労、病中病後、発熱性消耗性疾患、食欲不振、栄養障害、妊娠授乳期などの場合の栄養補給
〇虚弱体質
と書かれています。
要は、「疲れた時」「病気で栄養が必要な時」ということです。ただ、妊娠授乳期などはよく相談してからの方が良いかと思います。
実際に僕は1年間で300日くらいこの「ユンケル黄帝液」を飲んでいた時期があります。
飲んですぐ「疲れがとれる」という実感よりは、飲まない時に
「やっぱりユンケル飲んでないと疲れるな」という感覚から、効いてるんだなと実感することが多かったです。
ユンケル黄帝液の成分
「ユンケル黄帝液」の成分は
成分 | 容量 |
---|---|
反鼻チンキ | 100mg |
シベットチンキ | 250mg |
ゴオウチンキ | 250mg |
ニンジン乾燥エキス | 10mg |
セイヨウサンザシエキス | 3mg |
ジオウ乾燥エキス | 30mg |
ローヤルゼリー | 100mg |
ビタミンB1硝酸塩 | 10mg |
ビタミンB2リン酸エステル | 5mg |
ビタミンB6 | 10mg |
ビタミンB12 | 50μg |
ビタミンE酢酸エステル | 10mg |
ニコチン酸アミド | 5mg |
パンテノール | 10mg |
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム | 120mg |
無水カフェイン | 50mg |
聞きなれない単語ばかりで難しいですが、ゴオウ、シベット、ローヤルゼリー、ハンピなどの動物性生薬、ニンジン、セイヨウサンザシ、ジオウなどの植物性生薬とビタミン類が入っているということですね。
ユンケル黄帝液の口コミ・評判
ユンケル黄帝液くらい有名になると、評判がどうとかあまり気にしないですが、悪い評判はあまり聞きません。著名人にも愛用者が多いようですしね。
Twitterで検索すると、毎日のように誰かがユンケルについてつぶやいています。特に某プロレスラーのネタが多いですが。
ユンケル黄帝液の味、感想
独特の甘辛さが特徴的。これがユンケルという味となっています。生薬ならではの栄養剤っぽさを出していて、飲んだ瞬間に「なんか効いている」と思ってしまう味です。
今までほとんど飲んだことがない人などは、「体が熱くなる」という人もいます。もっと高いユンケル飲んだらどうなっちゃうんですかね。
生薬系の本格的な栄養ドリンクは味が苦手という人も多いです。匂いが強かったり、さらに量が多いと飲んでいて途中で辛くなったりしますが、精力剤系の栄養剤に比べれば、このユンケル黄帝液は飲みやすいです。
辛さも甘さも、しっかりとある割に臭さはそれほどなく、内容量が少ないのもあって、飲むのに辛さを感じることはあまりないでしょう。
内容量が30mlなのもいいところで、瓶に口をつけて、一気にさかさまにして飲み干すのが気持ちいです。個人的にはストロングスタイルと呼んでいます。最近多い、炭酸飲料系のエナジードリンクではこうは行きません。
余談ですが、ユンケル黄帝液には、昔は極細のストローがついていました。これを瓶に差し手、一気に吸うドラキュラスタイルも楽しかったのですが、今は廃止になってついていません。
ユンケル黄帝液の値段
ユンケル黄帝液の値段は、薬局で400円前後で販売されていることが多いです。10本入りのお買い得品や、3本セットで1,100円前後で販売していることも多いです。
人気商品なのもあり、薬局によってその日のお買い得品扱いで安くなる店も多いです、普段から薬局によく行く人は値段をよく見て、安くなったときに買いだめするのがいいですよ。