日本を代表する栄養ドリンク「ユンケルシリーズ」。ユンケル黄帝液と同じ価格の「ユンケル黄帝L」。
ピンクが入ったライトなパッケージで、辛みを抑えたマイルドな味、がんばる女性や妊娠授乳期向けというユンケルですが、実際にはどういうものなのでしょうか?
僕は男ですが、最近このユンケル黄帝Lが一番お気に入りでしょっちゅう飲んでます。
今回は「ユンケル黄帝L」を紹介します。
目次
ユンケル黄帝Lとは? ユンケル黄帝Lの概要
1960年代に発売された「ユンケル黄帝液」。今までに様々なシリーズが出ています。「ユンケル黄帝L」は「ユンケル黄帝液」「ユンケル黄帝ゴールド」「ユンケルD」に続いて、1984年に発売された古くからあるユンケルなんです。
ユンケル黄帝液と同じ30mlで同じ価格、薬局で「ユンケル黄帝液」と「ユンケル黄帝L」と並んで置いてあることも多いですが、だからこそ、ユンケル黄帝Lはどんな時に選べばいいのでしょう? 悩んだときはついつい飲みなれているユンケル黄帝液を選んでしまいます。
「ユンケル黄帝L」は、サトウ製薬の公式に、
・辛みを抑えたマイルドな味
サトウ製薬公式HP
・がんばる女性や妊娠授乳期
と書かれている通り、女性に向けたユンケルなんです。
ユンケル黄帝Lの外観
ユンケル黄帝Lはベージュゴールドと白とピンクの優しい女性らしいパッケージ。生薬や効能も前面に押し出していないので上品です。
実際に手に取ってみると、白の部分が印刷がされていない紙の白なので、ちょっと安っぽく感じます。
箱の開け方はユンケル黄帝液と同じく斜めの切り口を開けるタイプ。開くと例の説明書が入っています。
瓶も箱と同様のゴールドと白とピンクのパッケージ、30mlの小瓶です。
ユンケル黄帝Lの効果
正式な記載では
〇滋養強壮
サトウ製薬公式HP
〇肉体疲労・病中病後・食欲不振・栄養障害・発熱性消耗性疾患・妊娠授乳期などの場合の栄養補給
〇虚弱体質
と書かれています。
ここに書かれている内容は、基本的に内容はユンケル黄帝液と変わりませんね。
ユンケル黄帝Lの成分
「ユンケル黄帝L」の成分を見るのに、「ユンケル黄帝液」と比較しながら見ていきましょう。
成分 | ユンケル黄帝L | ユンケル黄帝液 |
---|---|---|
シベットチンキ | 250mg | 250mg |
ゴオウチンキ | 400mg | 250mg |
ニンジン流エキス | 600mg | ― |
ニンジン乾燥エキス | ― | 10mg |
セイヨウサン乾燥ザシエキス | 30mg | ― |
セイヨウサンザシエキス | ― | 3mg |
ジオウ乾燥エキス | 120mg | 30mg |
ローヤルゼリー | 150mg | 100mg |
ビタミンB1硝酸塩 | 10mg | 10mg |
ビタミンB6 | 10mg | 10mg |
ビタミンB2リン酸エステル | 5mg | 5mg |
ビタミンB6 | 10mg | ― |
ビタミンE酢酸エステル | 10mg | 10mg |
ニコチン酸アミド | 25mg | 5mg |
γ-オリザノール | 10mg | ― |
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム | 120mg | 120mg |
無水カフェイン | 50mg | 50mg |
ハンピチンキ | ― | 100mg |
ビタミンB12 | ― | 50μg |
パンテノール | ― | 10mg |
基本的な成分はユンケル黄帝液と似ていますが、 γ-オリザノールが入っていたり、ニンジン乾燥エキスがニンジン流エキスになっていたりと細かい違いがあります。
同じ成分ではありますが、ジオウ乾燥エキスが4倍、ゴオウチンキが1.6倍、ローヤルゼリーが1.5倍入っています。
ユンケル黄帝Lの味、感想
ユンケル黄帝Lの味は……、結構衝撃的でした。
ユンケル黄帝液の味に飲みなれているのもあって、サトウ製薬で「辛みを抑えたマイルドな味」と言われていても、それなりに栄養ドリンクっぽい味かと思っていたのですが、マイルドというより、全然違った味です。
飲んだ瞬間に口の中に広がる「女子」(笑)。辛さを抑えただけではないし、栄養ドリンクの無理な甘さでもないし、ほのかに広がる甘さが心地よい。
なんだろう……化粧品っぽい香りなのかな。女子を感じました。個人的に30mlの一気に飲めるタイプの栄養ドリンクが好きですが、一気に飲み干した後に、「やばいもっと飲みたい」と思ったのは初めてかもしれません。
ユンケル黄帝Lの口コミ・評判
ユンケル黄帝Lはやはり、女性の口コミ・評判が多いです。「ユンケル黄帝L効いた!」とポジティブな評判が多いですが、特徴的なのがリピーターが多いようなのです。
「今日もユンケル黄帝L」と何度も飲んでる人が多いみたいです。実際に飲んでみて、その気持ち良くわかります。栄養ドリンクの中でもトップクラスの飲みやすさです。なんかクセになるんですよね。
ユンケル黄帝Lの値段
ユンケル黄帝Lの値段は希望小売価格で800円。薬局で400円前後で売られていることが多いようです。
価格としては「ユンケル黄帝液」と同じ値段なので買いやすい栄養ドリンクです。
飲んだことがないと、同じ値段だとユンケル黄帝液をついつい選んでしまいがちですが、一番違うのは「味」。
Lということで女性向きだからというより、この味はちょっとクセになるので、気になった人は男性でもぜひとも一度試してみてください。