
体が疲れた時、風邪を引いて体力が落ちている時に、栄養を手軽に補給するのに便利な栄養ドリンク。これから大事な仕事で頑張るぞという人、遊びに行くのにここぞというシーンで飲む人。毎日飲んで得よう補給を考えている人など、様々な人がいます。
しかし、栄養ドリンクとひと言で言っても、その種類はとても多く何をどのような基準で選んでよいのかわかりません。
この記事では、クリエイティブという名のもとにブラックな仕事をしていた当時、「ユンケル黄帝液」を年間300本飲んでいた栄養ドリンク好きな筆者が、実際に今まで飲んできた実績をもとに、お気に入りのおすすめの栄養ドリンクを8本選んで紹介します。
今ではおかげさまで余裕もできて、ユンケル黄帝液を必要に駆られて接種するというより、色々な栄養ドリンクを気分によって楽しんで飲んでいます。
目次
おすすめの栄養ドリンクの分類
栄養ドリンクと言っても、第二類医薬品、第三類医薬品、医薬部外品と色々と種類がありますし、清涼飲料水、機能性食品のことも栄養ドリンクと考えることも良くあります。
最近だと、レッドブルやモンスターなどエナジードリンクと呼ばれるものがとても人気で、毎日自販機で買って飲む人もいますが、こちらは清涼飲料水である意味では栄養ドリンクですが、今回は除外します。
今回は次の2種類に分けて、おススメの栄養ドリンクを考えていきます。
■ビタミン系栄養ドリンク
栄養ドリンクの中でも、リポビタンDやチョコラBBドリンクなど、ビタミンやタウリンが配合されている栄養ドリンク。100円~300円くらいの価格が中心。
■生薬系栄養ドリンク
ユンケルやゼナなどの、生薬を中心とした栄養ドリンク。ビタミン類も入っていますが、さまざまな生薬が配合されることで、300円から高いものだと3000円くらいする栄養ドリンクもあります。
おススメの栄養ドリンクの選び方
栄養ドリンクは「薬局やドラッグストア」と「コンビニ」で並んでいる種類も違い、一つのブランドでも似たような名前がいっぱいあってよくわからないですよね。
栄養ドリンクは、「第2類医薬品」「第3類医薬品」「医薬部外品」と入っている成分により大きく種類が分かれて、医薬部外品はコンビニで販売されています。また「清涼飲料水」や「機能性食料品」と言われるものも、大きな枠で栄養ドリンクとくくられる場合もあります。
種類 | 薬局・ドラッグストア | コンビニ |
---|---|---|
第2類医薬品 | ◎ | ー |
第3類医薬品 | ◎ | ー |
医薬部外品 | ◎ | ◎ |
機能性表示食品 | ◎ | ◎ |
清涼飲料水 | ◎ | ◎ |
栄養ドリンクの選び方のポイント まずは「値段」
リポビタンDなどの100円台のリーズナブルな商品から、ユンケル黄帝液などの400円くらいのメインクラス、1,000円までのミドルクラス、それ以上のハイクラスなど、どれくらいの値段のものを買うのかで絞り込むのがおすすめです。
まずはここを決めないと、あまりに多すぎて決められないですからね。
風邪をひいてしまった時や、ここぞという時には、生薬系の400円~1000円くらいの栄養ドリンクがおススメです。栄養ドリンクは、「何%体力が回復する」などの明確な数字があるわけではないので、値段とイメージで購入するのが基本です。
毎日の栄養補給にとなると、リポビタンやエスカップ、アリナミン7などドラッグストアやネットで10本くらいのセットで飲むのがおすすめです。10日間くらい連続で飲んでみて、効果が実感できるかどうか試したいですね。
栄養ドリンクの選び方のポイント まずは「用途」
300円くらいまでの、ビタミン・アミノ酸をメインとした栄養ドリンクなのか、ユンケルやゼナなどの生薬を配合した栄養ドリンクなのか、どちらを選ぶかを決めたいです。
「肌荒れ・口内炎」を気にするのであれば、チョコラBBドリンクシリーズなどのリーズナブルな栄養ドリンクをまとめ買いするのがおススメ。
疲れが取れない、「体力の回復・栄養補給」に重点を置くなら、その時のお財布具合に合わせて、ユンケルシリーズなどの生薬が配合されているものがおススメ。
風邪の時に飲むなら、「カフェイン」がはいっていない栄養ドリンクの中から選ぶのがおススメです。
最近だと、目の疲れに効く、睡眠の質を改善する、身体が温まるなど、用途・目的がしっかりしている栄養ドリンクも多いです。何のために飲むのか、まずはそこから考えましょう。
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---|---|---|
肌荒れ | 疲れ | 風邪 |
栄養ドリンクの選び方のポイント 「安心感」
栄養ドリンクというと重要になってくるのが、配合されている「成分」。つまりは「効果」が一番気になるところですが、この効果を数字で表すことはできません。
「ユンケル」「チョコラ」「リポビタン」「アリナミン」「グロンサン」「チオビタ」など、テレビCMでお馴染みのブランドはやはり安心感があります。
精力増強に目的を絞った禍々しい商品名の栄養ドリンクも多数りますが、ちょっと怖いですよね。マカや亜鉛などの有名な成分ならなんとなく想像は付きますが、トンカットアリ、オットセイ、サソリとか言われると、「飲んでいいのかそれ?」って思ってしまいます。
そこにチャレンジするのも栄養ドリンク選びの楽しみのひとつにはなるのですが……(笑)。
ではそれを踏まえて、2020年4月の時点での、おススメの栄養ドリンク10選を紹介します。
誰もが知る、栄養ドリンクの王道! サトウ製薬の「ユンケル黄帝液」。やっぱりこれがおすすめです!
一時期ブラックな仕事に就いている時に、年間300本くらい飲んでいる時代がありました。まだ細いストローが付いていた時代ですが。
これを言ってしまうと元も子もないんですが、栄養ドリンクのおススメと言ったら結局これが一番なんです。1960年代からの歴史のある栄養ドリンク。いまでは数あるユンケルシリーズの中でもやはりこれが基本の一本です。
生薬、ビタミン、ローヤルゼリーなどが配合された30mlの栄養ドリンクで、キュッと一気に飲めるタイプ。風邪を引いて栄養補給をしたい時にも、今から遊びに行くぞって時に気合を入れたい時にも、筆者の実感としては、効果の大小はあれど何かしら効いています!
100円から200円のリポビタンDじゃ物足りない……、1,000円を超える栄養剤を買うほどじゃない……。ユンケル黄帝液は希望小売価格は800円ですが、薬局で400円前後で売っています。
本当、ちょうどいいんです。結局色々と迷った人には、このユンケル黄帝液が断然おすすめです!
ファイト!一発!でお馴染みのリポビタンD。
お手軽で飲みやすい栄養ドリンクとして有名ですが、50mlのリポビタンゴールドシリーズの中から「リポビタンゴールドX」。
味はいわゆるリポビタンの味ですが、50mlなのがいいんです。100mlだとちょっと飽きるんですよね。リポビタンDと比べても、しっかりとした成分も入っていますし、ここぞという時に飲むというよりは、まとめて買って、毎日飲むのがおススメです。
ドラッグストアで、安売りをしていることも多いので、まとめ買いして冷蔵庫に忍ばせておいて、毎日学校や職場に行く前に飲んでいきたい栄養ドリンクです。
ユンケルシリーズの最高峰「ユンケルスター」。最高級栄養ドリンクの代表作みたいな存在です。ユンケルには、3,000円クラスの栄養ドリンクもいくつかありますが、やっぱりこのユンケルスターがトップ。希望小売価格は3,884円。かなりの高級栄養ドリンクです。
でも実際は、薬局で3,000円くらいで売られています。また、Amazonで2,000台で売られていることもあるのでチェックしてみてください。
栄養ドリンクって、一種のステータス的な考え方もあると思うんです。
「病は気から」という言葉もありますが、これだけの「高い栄養ドリンクを飲んでる」ということ自体が、なんか効いてくる気がするんです。あがるんですとにかく。
実際に飲んでみると、すぐに体が熱くなって「さすがスターだ」と実感できます。希少で高価な生薬が配合されているというのもありますが、もしかしたらこれだけの高い栄養ドリンクを飲んでるんだって「気」のせいかもしれません。
日本で最も有名な栄養ドリンクのシリーズを出すサトウ製薬が、最高峰として作り出す一品、一本3,000円でも全然問題ないという金銭感覚の人にはぜひともおすすめしたいです。
女子に人気の栄養ドリンクといえば、チョコラBBドリンクシリーズ。
肌荒れに効くドリンクと言えば「チョコラ」というくらい、有名なドリンクです。肌荒れや口内炎ができた時には、とりあえず買うという女子の口コミ多く、実感している人が多いです。
栄養ドリンクを飲もうというシーンは色々とありますが、肌荒れとかビタミンを摂りたいなぁと思ったときには、これを飲むようにしています。
チョコラBBドリンクシリーズの中でも値段が高めの「チョコラBBハイパー」ですが、入っている成分を見ると、ビタミン・アミノ酸に加えてしっかりと生薬が入っていて効果が期待できておススメです。あんまり美味しくないですけどね。
第5位 ユンケル黄帝L
どうしてもユンケル好きなので、ユンケルが多めになってしまうのですが、第4位にこの「ユンケル黄帝L」を持ってきました。
こちらは女子向けのユンケルと言ってもいいのですが、「辛みを抑えたマイルドな味、がんばる女性や妊娠授乳期向け」とうたわれているユンケル。
しかし何と言ってもおススメな理由が、これまで多数の栄養ドリンクを飲んできた僕が、1本飲んだ後に「もっと飲みたい!」と思ったその「味」です。
栄養ドリンクを選ぶ基準として「効果」「値段」「飲みやすさ」がありますが、成分は最もメジャーな「ユンケル黄帝液」とほとんど変わらず、効果は実感済み。
値段は希望小売価格は800円ですが、ユンケル黄帝液と同じく、薬局だとだいたい400円くらいで売っているのでちょうどよい値段です。
そして、なんといっても味が抜群!
辛みはほとんどなく、といって嫌な甘さもなく、ほのかに広がるほどよい甘さがとても飲みやすくて、個人的な表現では「女子の味」なんです。

特に女子はユンケル黄帝液を勧めても「味が嫌い」という人が多いのですが、このユンケル黄帝Lは全然違います! そんな人にぜひ一度試してもらいたい栄養ドリンクです。
栄養ドリンクと言っても、栄養機能食品なんですが、「チョコラBBスパークリング」は
めちゃめちゃ美味いです。
ジュース感覚で毎日飲みたいです。
飲んだ瞬間にサッと広がる柑橘系の香りに、程よい酸味のグレープフルーツの味。爽やかで甘ったるくなく、かなりうまいです。
本格的な栄養ドリンクとは違いますが、「ビタミンC」と「ナイアシン」は肌にいい成分なので、肌荒れを気にする人なら、まとめ買いして毎日飲むといいですよ。
こちらも日本を代表する栄養ドリンク、アリナミン製薬の「アリナミンR」。
アリナミンシリーズは色々とあるんですが、結構マニアどころのアリナミンRをおススメします。他にはないくびれのない太い瓶の形が特徴的な栄養ドリンク。希望小売価格で300円です。
アリナミンの特徴である「フルスルチアミン」が期待できます。疲労を回復に期待ができるので、仕事が忙しくて疲れた来た時に飲みたくなります。
アリナミンRはさらに、BCAAを配合してノンカフェイン。夜寝る前に飲んでもいい栄養ドリンクですよ。
第8位 ユンケル黄帝ロイヤルプレミアム
青のユンケルといわれる「ユンケル黄帝ロイヤルプレミアム」。
ユンケルのシリーズの中でミドルクラスの商品。希望小売価格は1,800円なんですが、薬局だと1,300円くらいで売っていることが多いです。薬局によって値段が結構バラついているので安かったら買っちゃいますね。
「バクモンドウエキス」「ビャクジュツエキス」「ブクリョウエキス」など、他のユンケルにはあまり入っていない生薬も配合して合計14種類の生薬を配合、天然型ビタミンEもちょっと嬉しいですね。

ユンケル黄帝液に比べて、辛みも少なくスッキリとした味わいで飲みやすいのも気に入ったところです。
サトウ製薬の掲げる「アクティブ」というコピーはいまいちよくわからないのですが、口コミ・評判も上々、1,000円~2,000円の価格でここぞの栄養ドリンクとしては一番おすすめです!
まとめ
栄養ドリンクを選ぶには、まずどれくらいのクラスの栄養ドリンクにするか?
100円~200円のリーズナブルなビタミン・タウリン中心の栄養ドリンクか、300円~1000円くらいまでの、ミドルクラスの生薬の入った栄養ドリンクか、2000円以上くらいになる、ここぞの時の栄養ドリンクか。
次に、なんの目的で言えようドリンクを飲むか?
日常の疲れを取る栄養補給か、風邪などによって失った体力を取り戻す、遊びに行くために元気になりたいのか。もしくは、眼精疲労や二日酔いからの回復など特別な目的がある場合など、その目的に合った栄養ドリンクを選びましょう。